ももいろクレヨン

小龍のネタの本 Vol.6「ももいろクレヨン」は好評を持ちまして配布完了いたしました。

少部数かつ、無料配布ということもあり30日の午後13時すぎくらいにブースから姿を消した模様です。

「絶対少ないって!」とかいう苦情も多々頂きましたが・・・私にも色々と思うところがあったので、今回の価格と発行部数にさせて頂きました理由を以下に。

まず、価格設定について。「有料にすればもう少し残ったのでは?本当に欲しい人以外にも行き渡ってしまった」との意見があったのですが・・・私としては、今回の本は「ゆりちゃんへのみんなからのプレゼント」と言う位置づけで発行したので、有料にするつもりはまったくありませんでした。

私のサークルがコミケで抽選漏れして、販売する体制がとりにくかったというのも理由のひとつですが、一番の理由は「プレゼントだから」ということです。そう決めたからこそ、最後までゆりちゃんには私が作ってるのがゆりちゃんの応援本だと言うことは伝えませんでした。

この本を無料で配布するというのは、ある意味私が一番譲れない部分だったのです。

次に部数について。確かに発行50部では少ないというのは目に見えてました(笑)
とはいえ、やはり無料配布の本ですので私個人での発行となるとどうしても経済的な限界が訪れてしまうのです。そして、それだけではなくあまり安売りはしたくなかったというのも理由のひとつ。

無料なのに安売りしたくないとは矛盾していると思われるかもしれませんが、「安く売ること」と「安売りすること」は別だと思っています。安いからこそ価値がある。安いけれど安っぽくない。コレって無料配布だからこそ大事だと思ったのです。「無料だから、価値のある」です。

今回の本は、私の作品というよりもやはり「木ノ下ゆり」というタレントを扱ったものですので、私のせいで安っぽくなってしまってはいけないと思いました。多くの人に知って貰いたい、だからといって安売りはしたくない・・・そう考えての部数設定でもありました。

とはいえ、この「安く売る」と「安売りする」の線引きが難しく・・・正直、私も50部は少なかったと今になって実感しています。

私としても予想外の捌け具合で、自分の分の確保すらギリギリな状態。私が知り合い等に配布する分は確保しておいたつもりだったのですが・・・関係者や執筆者に配る分を配ったらとうとう1冊も無くなってしまいました。

本当に欲しいと言う人に行き渡る数を確保できなかったのは、私の読み違いです。

再版の要望が多く出れば、夏までに加筆修正等を行って「小龍のネタの本 Vol.6.1 ももいろクレヨンZ」として発行するかもしれません。

感想、苦情等、お待ちしております。